佐賀県上峰町とレアジョブ オンライン英会話の業務委託契約を3年連続締結
オンライン英会話サービス事業を運営する株式会社レアジョブ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中村 岳、以下「レアジョブ」)は、佐賀県上峰町(町長:武廣 勇平)と、2017年7月14日、上峰町立上峰小学校における、オンライン英会話授業の実施に関する業務委託契約を締結しました。
上峰町長 武廣氏、上峰小学校校長 牟田氏)
右:昨年度の上峰小学校 授業の様子
オンライン英会話導入の背景およびねらい
上峰町は、文部科学省の教育再生実行会議第3次提言を踏まえ、初等中等教育段階からのグローバル化に対応した教育環境づくりを進めています。その一環として2015年度に小学6年生に向けて外国語活動の中でオンライン英会話授業を開始、2016年度には5年生3クラス(98人)を追加し、6年3クラス(93人)と共にオンライン英会話の授業導入を実施しました。2017年6月、本年度の授業を担うオンライン英会話事業者の選定を行った結果、昨年に引き続きレアジョブとの業務委託契約を締結しました。3年目となる今年は、5年生の授業数を拡大し、児童のさらなる英語力アップと国際指向性の向上に貢献してまいります。
レアジョブでは2015年からスクール向け事業を展開し、2017年7月末時点で小学校から大学などの教育機関130校に導入されるなど、『「学校教育で英語が話せるようになる」を当たり前に』をスローガンに、教育現場のICTを活用した外国語活動の実現を進めております。
外国語活動の授業内容について
・開始時期:2017年9月~
・対象学年:小学5年生 20回
小学6年生 20回
・授業内容:
-ALT講師による語彙・文法など、インプットの授業(20分)
-オンライン英会話授業準備(5分)
-レアジョブによるオンライン英会話(15分、マンツーマン)
-次回予習と宿題確認(5分)
合計 45分
代表コメント
佐賀県三養基郡上峰町 町長 武廣勇平
マンツーマンですので児童はそれぞれのペースで英会話を楽しんでいます。好きこそ物の上手なれ、オンライン英会話を受講した児童が中学1年生になって受けた2016年度佐賀県学習状況調査において、英語の正答率がすべての区分(表現、理解、言語・文化)で県平均を上回るという成果を上げてくれています。今後もICTを活用しながらグローバル化に対応した小学校英語教育を推進してまいります。
株式会社レアジョブ 代表取締役社長 中村 岳
公立小で全国初のオンライン英会話導入をいただいた2015年から3回目の連続締結をいただけたこと、また児童の皆さんの目覚ましい英語力向上に貢献できていることを大変嬉しく思っています。レアジョブは、読み書きが中心だった英語教育を「英語教育1.0」、そしてオンライン英会話を通して児童の皆さんの英会話量を圧倒的に増やすことができた現在を「英語教育2.0」と考えております。今後私たちはより使いやすく効果の上がる「英語教育3.0」を目指し、児童のみなさんの英語力向上により一層の貢献ができればと考えています。
上峰小学校 6年生担任 尾籠義幸
子どもたちは、自分の言ったことが通じると、「通じた!」と高い興味関心を示します。
本校の英語の授業では、前半でALTの先生による授業を実施し、児童はオンラインレッスンに繋がる内容でゲームをしながら言葉を覚えます。授業の後半15分間はオンラインレッスンが実施されます。このように、ALTによるインプットとオンラインレッスンによるアウトプットを繋げています。
1回目の体験で、不安というよりも「通じた!楽しかった!」という子どもが多かったです。ALTだと1vs30で時には隠れている子もいます。それがオンラインだと1vs1だから、絶対に話さなければならない。だから、ALTが行うオンラインレッスン前の授業では、みんな一生懸命ノートをとっています。子どもたちの中に「なんとかしゃべらないといかん」という気持ちがあるのだと思います。
2016年度にオンライン英会話を受講した児童にアンケートを実施いたしました。
その結果を報告いたします。
アンケート総評
児童へのアンケートは、オンライン英会話による授業の受講前と受講後の2回、内容は大きく3つの分野に分けて実施いたしました。
【1】“言葉や文化に関する気づき”
【2】“コミュニケーションへの関心・意欲・態度”
【3】“外国語活動への慣れ親しみ”
アンケートでは、「英語を使って外国の人と1人で話すことができるか」、「日本と外国の似ている部分や違いをみつけることができるか」など外国の言葉や文化への興味関心や、「自分の英語が伝わっていると思うか」、「自分の好きなことを伝えることができるか、また相手に聞くことができるか」など外国語活動への慣れ親しみについての改善・向上が見られました。
受講前と受講後で最も顕著な結果が見られたのは、“コミュニケーションへの関心・意欲・態度”でした。日本人が英語を苦手とする理由のひとつに、心理的要因が挙げられます。例えば、自分の英語力に自信がない、間違えたら恥ずかしいといったことから、外国の人とのコミュニケーションを敬遠してしまう傾向にあります。しかし、上峰小学校でのアンケート結果から、オンラインレッスンを受講した児童たちは、受講前と比較して“積極的に英語でのコミュニケーションをはかることができる”という点において大きな向上が見られました。この結果から、“日本人が苦手とする英語”を克服していく効果的な学習方法の1つとして、オンライン英会話に大きな可能性があると考えられます。
アンケート結果
質問:外国の人と話すことが好きですか?
「とても好き」と「少し好き」の割合が47%から92%に改善しました。
質問:英語を使って外国の人と1人で話すことができますか?
「できる」と「だいたいできる」の割合が17%から62%に改善しました。
質問:外国の人と英語で話す時に、緊張しますか?
「とても緊張する」と「少し緊張する」の割合が84%から35%まで低減しました。
質問:外国の人と英語で話す時に、大きな声で話すことができますか?
「できる」「だいたいできる」の割合が44%から79%まで向上しました。
質問:自分の話している英語が、外国の人に伝わっていると思いますか?
「思う」「だいたい思う」の割合が31%から70%に向上しました。
アンケート実施概要
実施期間:第一回 2016年9月 第二回 2017年3月
質問項目:全24項目
対象児童:オンラインレッスンによる授業を受講した6年生93名、5年生98名
回答数:6年生91名、5年生97名 計188名
【株式会社レアジョブについて】
所在地: 東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビル2F
代表者: 代表取締役社長 中村 岳
URL : https://www.rarejob.com/
事業内容:オンライン英会話サービス事業
グループビジョン「Chances for everyone, everywhere.」に基づき、世界中のより多くの人々が国境や言語の壁を越えて活躍できる社会をめざし、マンツーマンオンライン英会話サービスの「レアジョブ英会話」を主たる事業として展開しています。2014年6月には東証マザーズに上場し、現在、50万人(※)以上のユーザー、1000社以上の法人企業、100校以上の教育機関など多くの方にご利用いただいてまいりました。今後、今までの英語教育の課題を解決し、「英語教育3.0」という新たな波を作り上げていくことで、サービスミッション「日本人1,000万人を英語が話せるようにする。」を実現してまいります。
「英語教育3.0」とは
読み書きが中心だった従来の「英語教育1.0」
課題は「話す」がほとんどないことでした。
その課題に対して私たちは、オンライン英会話を提供する事によって解決してきました。
結果、オンライン英会話は世の中に広まり、英語を大量に話す場は圧倒的に増えました。
これが「英語教育2.0」です。
しかし、英語教育における課題はまだ残っています。
私たちは、英語教育2.0における課題を解決し、日本人1,000万人を英語が話せるようにするために、新たな波となる「英語教育3.0」を作り上げていきます。
提供サービス
・個人向けオンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」
・「レアジョブ英会話」法人向けサービス
・「レアジョブ英会話」教育機関向けサービス
・実践演習型ビジネス英会話プログラム「本気塾」
・ブラジル版オンライン英会話サービス「ENPOWER」
・レアジョブ英語学習アプリ「RareJob Apps」
・英語を手段にチャンスをつかむためのメディア「RareJob English Lab」
・英語の価値を見つけるプロジェクト「WHY ENGLISH」
・法人向け「レアジョブ英会話留学」
※ ユーザー数は、当社の英語サービスすべての総数を記載
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
株式会社レアジョブ 広報 荒川、田形
メール:press@rarejob.co.jp TEL:03-5468-7401/FAX:03-5468-7402