人にまつわるデータを活用し、グローバルに活躍する人々を生み出す株式会社レアジョブ（以下、レアジョブ）の法人向け事業子会社、株式会社プロゴス（以下、プロゴス社）は、中央大学が全学生25,000人を対象としたプログラムとして、AI英語スピーキングテスト「PROGOS」を採用し、利用を開始したことについて発表いたします。

コロナ禍における中央大学のグローバル人材育成の取り組み

中央大学は、中長期事業計画におけるミッションとして「グローバルな視野と実地応用の力を備え、人類の福祉に貢献する人材の育成」を掲げ、グローバル戦略を重点施策として取り組んでいます。一方、新型コロナウィルス感染拡大により、学生の海外留学への派遣や外国留学生の受け入れなどグローバルな活動に大きな影響を与えていますが、このような制限下においても、グローバル人材育成を止めることなく、“オンライン”の利点を生かしながら学生一人ひとりのニーズに合わせた学習環境の整備を進め、国内の英語研修の拡充やオンライン留学などの体制整備へ積極的に取り組まれています。

AI英語スピーキングテスト「PROGOS」の活用について

これまで、将来学生がグローバル人材として活躍するために不可欠となる英語スピーキング力の習得において、多面的にサポートを行っていました。一方、これまではTOEIC®L&R（注）等「聞く」「読む」英語力の測定は行っていたものの、英語スピーキングテストはコストの高さや利便性等の理由から導入を見送っていました。「PROGOS」においては、低コストかつオンラインで受験ができ、AIの自動採点により結果がすぐにわかることで、対象の学生を絞ることなく、全学生を対象に英語学習の現状把握や今後の目標設定において活用が見込めることからこの度の導入に至りました。

今回中央大学としては、全学生を対象にスピーキングテストの機会を提供することで、大学全体の英語スピーキングレベルを可視化・把握することができ、グローバル人材育成強化に向けてより多くの学生に語学講座の利用促進が可能になります。また、学部別に学生の現状の英語スピーキング力を把握することで、今後のカリキュラム設計に役立て、学生一人ひとりの将来のビジョンに合った、教育の拡充へとつなげることも期待しています。

中央大学 国際センター所長　白井　宏 教授 コメント

中央大学では多様な学びのニーズに応えるため、従来の枠組みに囚われることなく、学生１人１人の学びを全力で支援していきたいと考えています。スピーキングスキル測定については、これまで受験費用がボトルネックとなり実施が困難でしたが、今回のプロゴス社との提携により、全学生に対するテスト実施が可能となりました。PROGOSテストでは国際水準であるCEFRに準拠した能力判定が行われるだけでなく、６つの発話の質による評価項目毎のフィードバックが受けられるため、学生には自身のレベルを把握するだけでなく、学習アドバイスを存分に生かし、今後の学習計画に役立ててほしいと考えています。

株式会社プロゴス 取締役社長 安藤 益代 コメント

中央大学様では、グローバル社会で活躍できる3つの人材のモデル像を定め、学生さんにさまざまな学習機会を提供されています。「PROGOS」テストの受験説明会でも活発に質問をいただき、学ぶ意欲の高さに感銘を受けました。
新卒一括採用の是非やジョブ型人材の浸透などから、今後ますますキャリアにおけるスキルの位置づけの高まりが見込まれるなか、プロゴス社では英語スピーキング力をはじめ、社会で活躍する人材に必要なスキルの可視化の支援を進めています。「PROGOS」は、大学生は求められるスキル証明として、新卒採用を行う企業にはTOEIC®L&Rに並び応募者のスキル把握の一助として活用いただけると考えています。
今後も様々な大学や企業と連携して“スキルの可視化”を支援し、グローバルリーダーの輩出に貢献してまいります。

(注:「TOEIC」は米国Educational Testing Service(ETS)の登録商標です)

ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS」について

国際標準規格CEFRで英語スピーキング力を速く、手軽に、リーズナブルに測れるビジネス英語スピーキングテストです。AI技術により採点自動化を実現し、測定結果は最短2～3分と短時間で結果の確認が可能。総合評価に加えて６つの指標別評価から、弱点を把握して効率のよい学習につなげることができます。
「PROGOS」の詳細：https://progos.ai/

株式会社プロゴスについて

所在地：東京都渋谷区神宮前六丁目18番1号　クレインズパークビル6階
代表者：取締役社長 安藤 益代
URL：https://www.progos.co.jp/
事業内容：グローバルリーダーの評価・育成・採用等関連事業