観光庁支援事業の海外人材派遣プログラム選考に「PROGOS®」を活用開始
EdTechカンパニーの株式会社レアジョブ(以下、レアジョブ)の法人向け事業子会社である株式会社プロゴス(以下、プロゴス社)は、国土交通省観光庁が支援する「令和5年度『観光産業の高付加価値な観光サービスを提供する人材の育成に向けた観光産業従事者派遣支援事業』」の参加対象者の選考において、AIビジネススピーキングテスト「PROGOS®」が活用されることになったことをお知らせいたします。
背景
日本政府観光局の発表によると、2023年1~10月までの訪日外客数は約1,900万人に達し、10月単月ではコロナ禍以前の2019年10月を初めて上回る結果となりました。(*1) 特に、外国人観光客によるインバウンド需要拡大に伴い、国内における高付加価値な観光サービスの提供、それを担う人材の育成が求められています。また、世界各国から日本を訪れる観光客をもてなす旅行業や宿泊業の現場においては、ただ英語を話せるだけで十分ではなく、世界水準の英語コミュニケーションが求められるようになると見込まれます。
このたび、観光庁では「観光産業の高付加価値な観光サービスを提供する人材の育成に向けた観光産業従事者派遣支援事業」を行うこととなりました。一例として、アラブ首長国連邦・ドバイの5つ星高級ラグジュアリーホテルに、国内の観光産業事業者を派遣する取り組みを実施します。応募要件の一つである英語能力も、日本で一般的なTOEIC®L&Rのスコアではなく、国際的な言語力指標である「CEFR(セファール)*2」で設定されているなど、グローバルで通用するスキルレベルが必須となります。グローバルで通用するレベルの英語能力を要するかどうか、CEFRレベルで且つ定量的に測定・可視化できることの重要性はより一層高まっていると考えられます。
こうした動きを受け、同事業の事務局で、海外での語学研修やインターンシップの手配業務などを運営する株式会社ナチュラルワークス(屋号:COI留学エージェンシー)と提携し、参加条件の一つである英語能力の測定・可視化において、プロゴス社が提供するAIビジネススピーキングテスト「PROGOS®」が活用されることとなりました。
観光産業従事者派遣支援事業の詳細は事務局(株式会社ナチュラルワークス)にご連絡ください。
URL: https://www.coi-japan.com/
お問い合わせ:office@coi-japan.com
*1 出典:「訪日外客数(2023 年 10 月推計値)」日本政府観光局(JNTO)
*2:CEFR(Common European Framework of Reference for Languages/ヨーロッパ言語共通参照枠)の略。コミュニケーション能力別のレベルを示す
「PROGOS®」の特長と活用の決め手
AIビジネススピーキングテスト「PROGOS®」は、国際的な言語力指標であるCEFRに準拠しています。AIによる自動採点なので、安価な受験料と最短2~3分での結果返却を実現しました。
今回の支援事業で活用されるに当たっても、応募要件に定められた英語能力の指標がCEFRであり、CFERレベルでの測定・可視化できることが活用される決め手の一つとなりました。なお、CEFRはヨーロッパを中心に言語力の指標として各国で広く定着していることから、グローバルなビジネスシーンでは多くの国々で人材採用などに利用されています。
今後の展開
今後、インバウンド需要のさらなる拡大への対応に加え、グローバルで活躍する人材の輩出は、日本経済および社会においてより重要な課題となってまいります。英語はコミュニケーションツールとして必須スキルとなるからこそ、特に旅行業・宿泊業などにおいては、質の高い英語でビジネスを展開するためにも、定量的にスキルを測定・可視化する重要性が高まっていくと見込まれます。
「PROGOS®」は、国際標準の指標であるCEFRに準拠したテストであり、AI自動採点による大規模受験も可能。今回の観光庁の支援事業における活用をはじめ、行政や企業を問わず【英語スピーキング力の測定・可視化】という用途において、幅広く活用いただけます。
今後もプロゴス社は「PROGOS®」の活用を通して、グローバルで活躍する人材のサポート、ひいては日本経済や社会の課題解決に貢献してまいります。
株式会社プロゴスについて
所在地:東京都渋谷区神宮前 6-27-8 京セラ原宿ビル 2F
代表者:代表取締役社長 坪内 俊一
URL: https://www.progos.co.jp/
事業内容:グローバルリーダーの評価・育成
本件に関するお問い合わせ先
株式会社レアジョブ 広報 水口
メール:press@rarejob.co.jp